34th2025
33rd2024
32nd2023
31st2022
30th2021
29th2020
28th2019
27th2018
26th2017
25th2016
24th2015
23rd2014
22nd2013
21st2012
20th2011
19th2010
18th2009
17th2008
16th2007
15th2006
14th2005
13th2004
12th2003
11th2002
10th2001
9th2000
8th1999
7th1998
6th1997
5th1996
4th1995
3rd1994
2nd1993
1st1992
受賞者の所属・役職は受賞当時のものです。
34th2025

スタンフォード大学 地球システム科学科
ロバート・B・ジャクソン教授
受賞理由
森林・草原・湿原などの陸域生態系の炭素循環の専門家で、土壌・植生・土壌細菌群集の関係に関する先駆的な研究を行ってきた。また、化石燃料の使用や自然の生態系から発生する二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素などの温室効果ガスの収支を定量化している。2017年からは、グローバルカーボンプロジェクト(GCP)の議長として温室効果ガス排出量の監視と削減を主導している。
※ものがたりは後日掲載予定です。

ハイランド・リワイルディング社創設者・CEO
カーボン・トラッカー・イニシアティブ初代会長
ジェレミー・レゲット博士
受賞理由
Carbon Tracker Initiative (CTI)の初代会長として「カーボンバブル」の概念を提唱し、化石燃料資産の経済リスクを明らかにした。CTIの活動を通じて投資家や政策立案者に影響を与え、ダイベストメント(投資撤退)運動を促進した。また、経済活動と環境保全の両立を目指す実践的な活動として、英国を代表する太陽光発電企業を創業。最近ではスコットランドで自然回復と地域社会の繁栄を結び付ける取り組みを推進している。
※ものがたりは後日掲載予定です。
33rd2024

ロバート・コスタンザ教授

生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム (IPBES)
32nd2023

プリマス大学教授、
プリマス大学海洋研究所所長
リチャード・トンプソン教授
エクセター大学教授、
エクセター大学生態毒性学研究グループ長
タマラ・ギャロウェイ教授
プリマス海洋研究所 海洋生態学・生物多様性 科学部門長
ペネロープ・リンデキュー教授

デバラティ・グハ=サピール教授
31st2022

ジグミ・シンゲ・ワンチュク第4代ブータン王国国王陛下

スティーブン・カーペンター教授
30th2021

ヴィーラバドラン・ラマナサン教授

モハン・ムナシンゲ教授
29th2020

デイビッド・ティルマン教授

サイモン・スチュアート博士
28th2019

エリック・ランバン教授

ジャレド・ダイアモンド教授
27th2018

ブライアン・ウォーカー教授

マリン・ファルケンマーク教授
26th2017

ハンス・J・シェルンフーバー教授

グレッチェン ・C・デイリー教授
25th2016

パバン・シュクデフ氏

マルクス・ボルナー教授
24th2015

パーサ・ダスグプタ教授

ジェフリー・D・サックス教授
23rd2014

ハーマン・デイリー教授

ダニエル・H・ジャンゼン教授
ペンシルベニア大学生物学科教授
コスタリカ生物多様性研究所(INBio)
22nd2013

松野太郎博士

ダニエル・スパーリング教授
21st2012

ブリティッシュ・コロンビア大学教授、FRSC(カナダ王立協会フェロー)
ウィリアム・E・リース教授

グローバル・フットプリント・ネットワーク代表
マティス・ワケナゲル博士
受賞理由
人間がどれだけ自然環境に依存しているかを表した指標“エコロジカルフットプリント”を提唱し、過剰消費のリスクの見直しに大きく貢献した

ジョージ・メイソン大学環境科学・政策専攻教授
トーマス・E・ラブジョイ博士
受賞理由
人間の活動が生物多様性を損ね、地球環境の危機に至ることを学問的に初めて明らかにするとともに、世界の環境保全に大きな影響を与えた
20th2011

米国商務省次官、米国海洋大気局(NOAA)局長
ジェーン・ルブチェンコ博士
受賞理由
生物多様性を起点とした海洋生態学の開拓に大きく寄与し、また科学者の社会的責任の重要性を明瞭に世に示した

ベアフット・カレッジ
受賞理由
伝統的知識を重視した教育活動により途上国の農村地域住民を支援し、自立的な地域社会構築の模範を造り上げた
19th2010

NASAゴダード宇宙科学研究所ディレクター、コロンビア大学地球環境科学科客員教授
ジェームス・ハンセン博士
受賞理由
“放射強制力”の概念を基に“将来の地球温暖化”を予見し、その対策を求めて米国議会等で証言した。気候変動による破壊的な損害を警告し、政府や人々に早急な対応が必要であることを説いた

英国 環境・食糧・農村地域省(DEFRA)チーフアドバイザー、イーストアングリア大学 ティンダールセンター 環境科学議長
ロバート・ワトソン博士
受賞理由
NASA、IPCCなど世界的機関において科学と政策を結びつける重要な役割を果たし、成層圏オゾン減少や地球温暖化等の環境問題に対し世界各国政府の具体的対策推進を導く大きな貢献をした
18th2009

日本学士院会員、東京大学名誉教授
宇沢弘文教授
受賞理由
地球温暖化などの環境問題に対処する理論的な枠組みとして社会的共通資本の概念を早くから提唱し、先駆的でオリジナルな業績を上げた

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス 教授
ニコラス・スターン卿
受賞理由
最新の科学や経済学を駆使した気候変動の経済的・社会的な影響・対策を「気候変動の経済学」として報告し、明確な温暖化対策ポリシーの提供により世界的に大きな影響を与えた
17th2008

フランス国立科学研究センター名誉主任研究員、フランス科学アカデミー会員
クロード・ロリウス博士
受賞理由
極地氷床コア分析に基づく気候変動の解明、特に、氷期、間氷期間の気候変動と大気中の二酸化炭素との相関関係を見出し、現在の二酸化炭素の濃度が過去にない高いレベルにあることを指摘し、地球温暖化に警鐘を鳴らした

サンパウロ大学電気工学・エネルギー研究所教授、サンパウロ大学元学長
ジョゼ・ゴールデンベルク教授
受賞理由
エネルギーの保全・利用の効率化に関わる政策の立案施行に大きく貢献し、途上国の持続可能な発展のための先駆的概念を提唱するとともに、リオ地球サミットに向け強いリーダーシップを発揮した
16th2007

カリフォルニア大学(バークレー校)教授
ジョセフ・L・サックス教授
受賞理由
環境保護に「公共信託財産」の考え方を取り入れた世界最初の市民環境法の起草に携わり、環境保全に関わる法律を理論的に構築し、国際的にも環境法の体系確立に先駆的に貢献した

ロッキー・マウンテン研究所理事長兼Chief Scientist
エイモリ・B・ロビンス博士
受賞理由
「ソフト・エネルギー・パス」の概念の提唱や「ハイパーカー」の発明により、エネルギー利用の効率化を追及し、地球環境保護に向けた世界のエネルギー戦略牽引に大きく貢献した
15th2006

国際生態学センター研究所長
宮脇 昭博士
受賞理由
「潜在自然植生」の概念に基づく森林回復・再生の理論を提唱・実践し、防災・環境保全林、熱帯雨林の再生に成功して、地球の緑を回復する手法の確立に貢献した

インドネシア大学経済学部・大学院教授、元インドネシア人口・環境大臣
エミル・サリム博士
受賞理由
持続可能な開発の概念の創設に関わり、長年国連関連会議で全地球的環境政策の推進に主導的な役割を果たし、ヨハネスブルグサミットの成功に向け大きく貢献した
14th2005

ケンブリッジ大学地球科学科
名誉教授、
ゴッドウィン第四紀研究所前所長
ニコラス・シャックルトン教授
受賞理由
氷河期-間氷期の気候変動の周期、二酸化炭素の関わりとそれを引き起こす地球軌道の変化を明らかにし、古気候学に貢献、将来の気候変動予測に大きく寄与した

W.オルトン・ジョーンズ細胞科学センター名誉所長、A&G製薬取締役会長/マンザナール・プロジェクト代表
ゴードン・ヒサシ・サトウ博士
受賞理由
エリトリアで斬新なマングローブ植林技術を開発し、最貧地域における持続可能な地域社会の構築の可能性を示し、先駆的な貢献をした
13th2004

米国海洋大気庁 高層大気研究所 上級研究員
スーザン・ソロモン博士
受賞理由
南極のオゾンホールの生成機構を世界で初めて明らかにし、オゾン層の保護に大きく貢献した

「環境と開発に関する世界委員会」委員長、元ノルウェー首相/WHO名誉事務局長
グロ・ハルレム・ブルントラント博士
受賞理由
環境保全と経済成長の両立を目指す画期的な概念「持続可能な開発」を提唱し世界へ広めた
12th2003

生態系研究所理事長兼所長
ジーン・E・ライケンズ博士

エール大学名誉教授
F・ハーバート・ボーマン博士
受賞理由
小流域全体の水や化学成分を長期間測定して、生態系を総合的に解析する世界のモデルとなる新手法を確立した

ベトナム国家大学ハノイ校、自然資源管理・環境研究センター教授
ヴォー・クイー博士
受賞理由
戦争により破壊された森林を調査して、その修復および保全に尽力し、環境保護法の制定や生物種の保護にも貢献した
11th2002

スタンフォード大学生物学部教授
ハロルド・A・ムーニー教授
受賞理由
植物生理生態学を開拓して、植物生態系が環境から受ける影響を定量的に把握し、その保全に尽力してきた

エール大学森林・環境学部長
J・ガスターヴ・スペス教授
受賞理由
地球環境問題を世界に先駆けて科学的に究明して、問題解決を国際的に重要な政治課題にまで高めた
10th2001

英国王立協会会長
ロバート・メイ卿
受賞理由
生物個体数の推移を予測する数理生物学を発展させて、生態系保全対策のための基盤を提供した

オックスフォード大学グリーンカレッジ名誉客員教授
ノーマン・マイアーズ博士
受賞理由
生物種の大量絶滅を先駆的に警告するなど、新たな環境課題を常に提起して環境保全を重視する社会の規範を提示した
9th2000

世界自然保護基金(WWF)科学顧問
ティオ・コルボーン博士
受賞理由
「環境ホルモン」が人類や生物に及ぼす脅威を系統的な調査により明らかにし、その危険性を警告した

「ナチュラル・ステップ」理事長
カールヘンリク・ロベール博士
受賞理由
持続可能な社会が備えるべき条件とそれを実現するための考え方の枠組みを科学的に導き、企業等の環境意識を改革した
8th1999

スタンフォード大学保全生物学研究センター所長
ポール・R・エーリック博士
受賞理由
「保全生物学」や「共進化」を発展させると共に、人口爆発に警鐘を鳴らして地球環境保全を広く提言した

全人代・環境資源保護委員会委員長
曲格平(チュ・グェピン)教授
受賞理由
科学的な調査に基づいて環境保全の法体系を中国に確立して、広大な国土の保全に貢献した
7th1998

国立水文学研究所気候変化研究部長
ミファイル・I・ブディコ博士
受賞理由
地球気候を定量的に解析する物理気候学を確立して、二酸化炭素濃度の上昇による地球温暖化を世界に先駆けて警告した

地球島研究所理事長
デイビッド・R・ブラウワー氏
受賞理由
環境保全の問題点を科学的に解析して、市民と連帯して多数の米国国立公園の設立に尽力、国際環境NPO活動の基盤を構築した
6th1997

オックスフォード大学グリーンカレッジ名誉客員教授
ジェームス・E・ラブロック博士
受賞理由
超高感度分析器を開発して、環境に影響する微量ガスを世界に先駆けて観測し、さらに「ガイア仮説」の提唱により人々の地球環境への関心を高めた

コンサベーション・
インターナショナル (CI)
受賞理由
地球の生物多様性を維持するため、環境を保護しながら地域住民の生活向上を図る研究とその実証を効果的に推進した
5th1996

コロンビア大学ラモント・ドハティ地球研究所教授
ウォーレス・S・ブロッカー博士
受賞理由
地球規模の海洋大循環流の発見や海洋中の二酸化炭素の挙動解析等を通して、地球気候変動の原因解明に貢献した

M.S.スワミナサン研究財団
受賞理由
持続可能な方法による土壌の回復や品種の改良を研究してその成果を農村で実証し、「持続可能な農業と農村開発」への道を開いた
4th1995

ストックホルム大学名誉教授/IPCC議長
バート・ボリン博士
受賞理由
海洋、大気、生物圏にまたがる炭素循環に関する先駆的研究および地球温暖化の解決に向けた政策形成に対して貢献した

アース・カウンシル議長
モーリス・F・ストロング氏
受賞理由
地球環境問題解決に向け実地調査と研究に基づいた持続可能な開発の指針の確立、地球規模での環境政策に対して先駆的貢献をした
3rd1994

キール大学名誉教授
オイゲン・サイボルト博士
受賞理由
海洋地質学を核としたヘドロの沈積予測、大気・海洋間の二酸化炭素の交換、地域の乾燥化予測等地球環境問題への先駆的取組みをした

ワールドウォッチ研究所所長
レスター・R・ブラウン氏
受賞理由
地球環境問題を科学的に解析し、環境革命の必要性、自然エネルギーへの転換、食糧危機等を国際的に提言した
2nd1993

カリフォルニア大学スクリップス海洋研究所教授
チャールズ・D・キーリング博士
受賞理由
長年にわたる大気中の二酸化炭素濃度の精密測定により、地球温暖化の根拠となるデータを集積・解析した

国際自然保護連合(IUCN)
受賞理由
自然資産や生物の多様性の保全の研究とその応用を通じて国際的貢献を果たしてきた
1st1992

米国海洋大気庁 上級管理職
真鍋淑郎博士
受賞理由
数値気候モデルによる気候変動予測の先駆的研究で、温室効果ガスの役割を定量的に解明した

国際環境開発研究所(IIED)
受賞理由
農業、エネルギー、都市計画等、広い領域における持続可能な開発の実現に向けた科学的調査研究と実証でのパイオニアワークを行った
地域コミュニティ
環境コミュニケーション
(気候変動)
(環境政策)
(環境分析技術)