IPBESは、科学と政策の連携強化という使命のもと、自然に影響を与える可能性のある政策立案者、意思決定者、影響力のある立場の人々などに対し、最新の科学的知見と根拠を提供します。ただし、政策立案者に対する勧告や提案は行いません。IPBESの目的は適切で信頼性のある情報を提供することであり、政策の指導や擁護を行うことではないからです。情報提供に徹することによって、信頼性、独立性、客観性を維持しているのです。
設立当初、94か国であった加盟国は、現在では150か国(2025年4月時点)に増加しており、その数は今も増え続けています。