4. 身近な問題

海洋プラスチックの問題はかんきょう問題の中でも特に身近な問題です。あなたがペットボトルやビニール袋を道に捨てたらそれは直ちに環境せんにつながりますし、逆に捨てられているプラスチックを拾ったり、なプラスチックを使うのをやめたりすれば問題の解決に役立てます。トンプソンさんは、いっぱんの人たちもこれまでの日常の行動を見直す必要があると言います。スーパーで買ったものを家に持ち帰るためだけに使い捨てのビニール袋は必要でしょうか?習慣としてやってきたことを変えることは時に難しく思えますが、私たち一人一人がこの問題に関係していることを意識することが必要です。

リンデキューさんは、どのようにしても元にもどすことのできない悪い変化が地球に起きてしまうことを心配しています。政治や産業を担う人たちには、科学が示している情報をしっかり見てもらい、正しい決断をしてもらわなければなりません。

一方で、人類はこれまでも水銀の汚染や酸性雨の問題など、協力して問題を解決してきたとギャロウェイさんは言います。

皆さんも自分でできることに取り組みながら、世界や自分の国の代表者たちの言動をよく見て、正しい方向に向かうよう声を上げていきましょう。

左からリンデキュー教授、トンプソン教授、ギャロウェイ教授

左からリンデキュー教授、トンプソン教授、ギャロウェイ教授

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トンプソン教授、ギャロウェイ教授、リンデキュー教授

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