自然保護は草の根から
スチュアートさんはIUCNの種の保存委員会の議長を8年勤め、任期を終了した2016年に長年勤めたIUCNを退職しました。2017年からはシンクロニシティ・アースという、野生生物の保護活動に対して資金を提供している組織で働くことになりました。スチュアートさんは、保護活動の未来は欧米の国を中心とした大組織よりも、熱帯地域にある国々で草の根活動をしている現地の組織にかかっていると思うようになっていました。そこで、両生類の保護事業など、スチュアートさんが関心のある活動をたくさん行っているシンクロニシティ・アースで、草の根の自然保護活動の支援に携わることにしたのです。