EM-DATのしくみ
EM-DATは、1900年以降に発生した大規模な自然災害を収録したデータベースで、2023年現在、世界184カ国をカバーしています。
まず、災害が起こると、どこでどんな災害が起きたのか、第一報がAFPやAP通信、ロイターなどの大手通信社から入ります。
続いて、赤十字、国連機関、保険会社、国境なき医師団、国際連合人道問題調整事務所(OCHA: United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs)、NGO、市民団体など、様々な機関や団体から情報が届きます。それらの情報を精査し、データを更新していきます。災害が発生した直後は情報の出どころによって数値が異なったりしますが、数週間ほど経つと差異はなくなっていきます。