受け継がれるレジリエンス研究
現在、ウォーカー教授は海外の大学で講義をしたり、CSIROの研究プログラムに関わりながら若い科学者の相談役をしたりしています。最近は、奥さんと一緒に自然の中を散歩したり、カヤックをしたり泳いだり、孫と過ごしたりするのが教授の楽しみです。
レジリエンス・アライアンスでの研究が始まっておよそ20年。今では、レジリエンスという概念は、持続可能性に関わるプログラムや気候変動への国際的な対策の方針などに多くの影響を与えるようになりました。レジリエンスが重要であるという理解が広まり、その意義が受け入れられるようになったのです。